【徹底まとめ】SFCとは?タダでSFCに加入する方法(ANAスーパーフライヤーズカード)
陸マイラーを目指し、マイル情報を検索していると、「SFC」や「SFC修行」といった見慣れない言葉を、よく見かけた。SFC?修行って何?
私が、SFCに興味を持ったきっかけは、そんなものでした。
そんな「SFC修行」に私も挑戦し、楽しい時間を過ごし、無事獲得できたので、
「SFCとは何か?」「SFCの加入・獲得方法」「タダで加入する方法」を紹介したいと思います。
ちなみに私が感じるSFCサービスの恩恵は、優先チェックインや専用保安検査場です。海外は検査が厳く、検査場が日本以上に混雑しており、待たされます。旅先で疲れもある中、専用レーンでの時間短縮は助かります。待ち時間が「60分」から「5分」に短縮なんてことも、よくあります。
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目次
SFC(スーパーフライヤーズカード)とは?
SFCとは、SUPER FLYERS CARD(スーパーフライヤーズカード)の略で、
ANAのプレミアメンバー向けサービスを受けられるクレジットカードのことです。
プレミアメンバーには、「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」があり、年間獲得マイルでステータスが決まり、それに応じたサービスを1年間限定で受けられます。
特に、プラチナ以上では、優先チェックインや専用保安検査場で手続きをスムーズに、ANAラウンジで出発までゆったりと、空港で快適に過ごせる特典がつきます。
※ステータス別サービス:ANAステイタス別プレミアムメンバーサービス一覧
しかし、毎年「プラチナ」ステータスを維持するのは、陸マイラーには大変です。
ですが、SFCがあれば、「プラチナ」同等のプレミアサービスが受けられます。
さらに、一度加入できれば、年会費を払いカードを持ち続ける限り、
継続してそのサービスを受け続けられるのです。
SFCで受けられるサービスは?
SFCが受けられるサービスは、「プラチナ」同等のプレミアムサービスです。
⇒プレミアムサービスの詳細:スーパーフライヤーズ会員の特典
その中で、主なものを紹介します。
私が魅力的だと感じたのは、空港で快適に過ごせる特典(★)です。
旅行では往路もだけど、復路は疲れているので、スムーズに、快適に過ごしたい。
陸マイラーで、特典航空券でエコノミーで旅行する私でも、「プラチナ」同等のプレミアムサービスを受けられるのは、本当にうれしい。
【SFCの主なサービス】
プレミアムメンバー専用のサービスデスク(電話が繋がりやすい)
プレミアムエコノミーへの変更(空席がれば、追加料金なく)★
座席クラスのアップグレード(アップグレードポイント使用)
国内線座席指定、国際線航空券、空席待ち時の優先予約
優先チェックインカウンターの利用★
専用保安検査場の利用★
ラウンジの使用(同行者1名まで無料)★
手荷物受取りの優先(優先タグ付け)★
手荷物許容量の制限緩和
優先搭乗★
フライトボーナスマイル(+35~50%のボーナス増加)
マイルからスカイコインへ特別倍率で交換(最大1.6倍)
SFCに加入する方法は?
SFCの加入方法は、①「プラチナ」会員になり、②SFCの申し込みをすることです。
⇒②はクレジットカードへの申し込みで簡単ですので、①を説明します。
「プラチナ」会員になる条件は、
プレミアムポイントを、1年間(1月~12月)で50,000ポイント貯めることです。
たったこれだけですが、この50,000ポイントが大変なんです。
※プレミアムポイントとは、ANAやスターアライアンス加盟航空会社に搭乗時に、
貯まるポイントです。飛行距離等で決まり、マイルに似てます。
※プレミアムポイントの詳細説明:プレミアムポイントとは
50,000ポイントを貯める方法は、後ほど説明しますが、どれだけ大変かというと、
効率良く貯められることで有名なSFC修行ルート:羽田~沖縄間の例にすると、
・ルート:羽田→沖縄(プレミアムクラス(旅割28))
・プレミアムポイント(=PP):2,860ポイント
・料金:29,000円程度(時期による)
このルートでも、50,000ポイント貯めるには、
・搭乗回数:50,000pp / 2,860pp = 17.4 ≒ 18回 → 9往復
・総額:29,000円 × 18回 = 52.2万円
⇒達成するには、飛行機に乗る時間や体力と、50万程度の費用が必要となる。
このためSFC取得を目指し、飛行機に乗ることが「SFC修行」と言われるのです。
SFCを維持する方法は?
SFCを維持する方法は、年会費を払い、カードを継続利用するだけです。
カードランクによりますが、年会費は1万円程度です。
⇒ 詳しくは、ANAのHPを参照ください:スーパーフライヤーズカード
年会費基準で、SFC一般カードか、ゴールドカードで悩まれるかと思います。
⇒ 結論としては、SFCゴールドカードが良いです。
カード種類 | 年会費 | 割引後 年会費 |
マイル移行 手数料 |
---|---|---|---|
SFC 一般カード | 10,250円 | 8,775円 | 6,480円 |
SFC ゴールドカード | 15,000円 | 10,500円 | 0円 |
通常の年会費は、5,000円程度の差がありますが
VisaかMasterを選び、ば、三井住友カードの割引を受けられます。
割引内容は、
・利用明細書を、WEB明細書サービスする
・マイ・ペイすリボに登録する
→リボ払いは利子が付くので損では?と思われえた方、
毎月の利用額ぎりぎりまで支払いを増額すれば利子は低額です。
→メリットとして、カード利用でのマイル還元率が1%から1.45%へ増える。
※詳しくは、テラマニアさんのここを参照
飛行機に一度も乗らずに年間12万マイル稼ぐ 第6回「マイ・ペイすリボ」
SFC加入条件の50,000プレミアムポイント
では、50,000ppをいかにして貯めるか?
⇒ 飛行機の乗るしかありませんが、効率的にポイントを獲得しましょう。
効率的に、かつ1回でたくさんポイントを稼げる、ポイント単価(pp単価)の安い
効率的なルートは、色々検討されてまので、ネット検索してみてください。
⇒1pp獲得するのに、何円必要かを示し数値。目安は、10円/1ppです。
「10円/1pp」の場合、50,000pp獲得に、費用は50万円かかります。
代表的ルートは、
・国内だと、羽田~那覇(プレミアム旅割28やプレミアム株主優待利用)
1片道で2,860ppなので、9往復で達成できる。
・海外だと、羽田→沖縄→羽田→シンガポール→羽田→沖縄→羽田
国際線利用時の国内分(往路:沖縄→羽田、復路:羽田→沖縄)は、pp単価が安く、こんなルートが生まれる。計3日かかるが、1回で15,000pp程度貯まる。
※これらのルートは、シンガポールのSIN、沖縄のOKAから、シンタッチ、オカタッチとも言われる。
でも、せっかくお金と時間をかけて50,000pp目指すのに、”修行”なんて苦行ではもったいないです。この機会に行きたかった所へ旅行し、楽しくSFCを目指すのが良いかと。
その際に、気を付けることは
・pp単価は必ず計算する(目安10円/pp)
→楽しいSFC修行が良いが、最終的に予算オーバーでは意味がないので。
・同行路のプレミアムエコノミーやビジネスクラスも、pp単価計算してみる。
→当然エコノミーより金額は高いが、pp単価は同等以下の場合もある。
pp単価が同等なら総額は変わらず1回の獲得ppが増え、搭乗回数を減らせる。
SFC修行費用50万をどうするか?
①50万全額、自費で出す方:特になにもありません。
②50万円中、少しでも自費を減らしたい方:以下を読んでください。
→自費を少しでも減らす方法、それはズバリ、マイルを貯めることです。
ANAで航空券を購入する手段として、お金もありますが、SKYコインも使えます。
SKYコイン自体については、以下リンク先で説明していますが、マイルからSKYコインへの交換倍率は、ゴールドカード保持者なら1.6倍です。(なのでSFC加入後も見据えて、SFC修行時からゴールドカードに加入しておくと、効率的です)
なので、マイルで費用出すなら、50万 / 1.6 = 32万マイルあればよいです。
つまり、32万ANAマイル→50万SKYコイン→50,000プレミアムポイント※→SFC獲得となります。※pp単価が「10円/1pp」で旅行した場合(上記参照)
マイルを貯める方法
最後にSFC加入に必要な32万ANAマイルを、タダで貯める方法を説明します。
マイルは飛行機旅行で貯まりますが、普通32万マイルも貯めるは難しいです。
そこで、ポイント還元サイトを利用します。
ポイント還元サイトに登録し、貯めたポイントをANAマイルへ交換するのです。
私もこの方法で、32万マイルをため、SFCに加入できました。
多少時間はかかりますが、タダで、旅行しながらSFCを獲得できます。
最後に、
SFC獲得まで、飛行機に何度も乗らなくてはなりませんが、修行ではなく、旅行だと思って行きたかった場所へ行けば、楽しくクリアできます。実際私もニューヨーク、シンガポール、タイ、沖縄、北海道などへタダで行けました。
1年間でポイント獲得すれば良いので、詰め込まず、SFC修行を楽しんでください!!